呼吸は奥が深い!①

呼吸法につて、つらつらとブログを書いていたら、予想以上に長くなってしまったので、数回に分けることにしました。

タイトル通り、本当に『呼吸は奥が深い』です。

そして、伝えたいことの結論3つから先に言ってしまいます。

1.腹式呼吸と胸式呼吸、どちらが良いとか悪いとかではないです!

2.バランス良く、臨機応変に行っていくことが、身体には一番良い☆

3.呼吸法を意識し、呼吸筋群を上手に使える様になりましょ!

 

ということです。

 

では、実際に、

呼吸には、

  1. 腹式呼吸
  2. 胸式呼吸

があります。

それは、誰もが知っていること。

では、違いはなんでしょうか?

腹式呼吸は、息を吸う時、お腹に空気を出し入れするイメージで行う呼吸法。
当然のことながら、お腹に実際に空気が入って言ってるワケではありません!あくまでもイメージです、イメージ!!!呼吸は、どんな場合であれ、肺が行ってます。

仕組みとしては、腹式呼吸の場合、胸郭を殆ど動かさず、横隔膜を大きく上下させるので、息を吸った時、横隔膜が下がり、内臓が圧迫されてお腹が膨らむ。逆に、息を吐いた時は、横隔膜が上がるため、お腹が凹みます。

更に、重要なのは、腹式呼吸は、副交感神経が優位になる為、身体がリラックス状態になります。

因みに、ヨガで行われているのが、超簡単にいってしまうと、瞑想へと促すようにする為、腹式呼吸法になります。

 

一方、胸式呼吸はというと、横隔膜を殆ど動かさず、肺に空気を入れて肋間筋群を動かし呼吸する方法です。(肋間筋とは、肋骨の間にある筋肉のこと)

胸式呼吸法の代表格は、なんと言っても深呼吸ですが、ピラティスで行われている呼吸法も、やはり同じく胸式呼吸法です。

胸式呼吸は、腹式呼吸とは違い、交感神経が優位になるため、エクササイズに向いているということです。

従って、胸式呼吸法をマスターして、うまく活用すれば、肩こり解消や腰痛など、筋肉の不調改善や、エクササイズをより効果的に生かせるのではないかと思います。また、一説によると、代謝が上がり、ダイエットに繋がったりする、といわれてることもあるようです。

 

私達は、普段の生活で腹式と胸式を知らず知らず使い分け、呼吸をしているのですが、どちらの呼吸法も意識することで、より効果的にリラックスしたり、エクササイズを行えるのではないかとか、私は考えています。

 

次回、ピラティスの呼吸法=胸式呼吸について、『呼吸は奥が深い②』をお届けします。