その時期は必ず訪れる②

前回の話が、だいぶ長くなってしまったので、2回に分けることにしました。

その時期は必ず訪れる①←未読の方は、こちらから先に読んでね。

 

今回は、更年期を健やかに過ごす対策法の紹介です。

どうしたら良いのか???

更年期チェックを病院で行ってみる

の他に、、、

  1. バランスの取れた食事
  2. 適度な運動
  3. 質の良い睡眠
  4. ストレスフリーな生活
  5. イソフラボンを含む大豆製品やサプリを摂る

もう少し具体的に言うと、適度な運動とは、自律神経を整えるようなストレッチや有酸素運動が効果的💖

今の時代、ストレスを溜めないようにするのは難しいかもしれないが、お風呂にゆっくり入ったりマッサージを受けたり、リラックスする時間を取ることも、自律神経を整える助けとなるので、本当に大切です!

自律神経が整うことによって、睡眠の質も良くなるはずです。

そして、納豆やお豆腐やきなこ等々、、、日本食には、大豆製品がたくさんありますよね🥰

これらを積極的に摂っていくことも、大事です!

何故なら、大豆イソフラボンには、エストロゲンと同じような働きをすることがこれまでに分かっているからです。

更に、近年、エクオールという成分を耳にしたことがあるかもしれませんが、これは、「大豆食品に含まれている大豆イソフラボン由来の成分で、腸内細菌によって作り出される」物質で、エストロゲンと構造が似ており、同じような働きをするとされています。

《因みに、エクオールは、サプリで摂るのが一般的》

但し、腸内にエクオールに変える細菌(エクオール産生菌)を持っていないと、エクオールにはならないという報告もあります。

【因みに、その腸内細菌を持っているか否かの検査キットも、日本で発売されています、念の為。。。】

ここで、とある疑問が沸いてきたかもしれないのですが、『じゃ、細菌が無いと意味ないじゃん!』って思うかもしれませんが、大豆製品を摂り続けることで、エクオールを作り出す腸内細菌が備わる可能性もあるかも⁉🤔

⬆若上記の件、干のアップデートあります‼ (3/31/2021追記)

 

実際に、エクオールを作れる細菌を持っている人は、大豆製品を昔から日常的に食べる日本人が、欧米人に比べ高いとされており、日本人で約40%、欧米人は20~30%という報告があります。

因みに、産婦人科医の高尾美穂先生ご自身では、エクオールを作り出す腸内細菌は現段階では持っていないそうなのですが、エクオールサプリを数年前から飲み続け、尚且つ大豆製品も摂っているということでした。

 

2回にわたって、更年期について力説してきましたが、私自身も20代、30代の頃は、更年期なんて本当に想像付かなかったし、実際に近い年齢にならないと実感が沸きませんでした。

でも、着実に身体というのは、衰え、変わっていきます。。。

これが現実です!

でも、そこで悲観せず、現実を受け止め、逃げずに対処していくことは、とても大事なことだと思うのです。

だから、どの年齢に限らず、一人でも多くの女性や、勿論、男性であっても、もし、身近な人が更年期症状で悩んでいたりしたら、見て見ぬ振りをせず、理解を示して欲しいと思います。

 

一人でも多くの女性の笑顔を作るために、これからも前進しますよぉ~☺

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

参考文献・資料:”A Massage Therapist’s Guide to Pathology” by Ruth Werner /「マンガで分かるホルモンの働き」野口哲典著 / 高尾美穂のリアルボイス