統合医療という考え方

【2021年2月8日アップデート】

なんか、小難しいタイトルだし、一見難しそうな内容かもだけど、お付き合いください。そんな難しい事は書いてませんので。。。😅

さて、お気づきの方もいらっしゃるのか、そうでないかは分かりませんが、、、

 

私が一生かけて目指そうと思っている到達点というのが

統合医療

的な考え方❗というお話です。

 

これこそ私が、ヨガに取り組んだり、ピラティスもやったり、東洋医学も西洋医学も解剖学もがんも更年期も、、、とにかく、ありとあらゆるものを勉強するきっかけとなっている大本かもしれません。(もうほぼラスボス的な感じ~とでもいうか、違うかな🤣)

 

 

で、、、皆様。

 

【統合医療】って聞いたことありますか❓❓❓

 

興味が無かったら、全く聞いたことが無い方もいらっしゃるかもなので、先ずは、

【統合医療】って何❓

って話から。

Wikipediaによると、、、

「西洋医学による医療と代替医療を合わせて患者を治療することである。」

と書かれてあります。

厚生労働省にも正式に『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』としてホームページがあります。(⬇リンクからサイトに飛べます)

通称:eJIM【evidence-based Japanese Integrative Medicine】

(補足として:日本の国レベルで統合医療云々と、取りあげられ出したのが約11年ぐらい前のようです。)

そちらにもWikipediaと同様なことが書かれてありますが、その中の一文に「統合医療とは、さまざまな医療を融合し患者中心の医療を行うものです。科学的な近代西洋医学のみならず、伝統医学と相補(補完)・代替医療、更に経験的な伝統・民族医学や民間療法なども広く検討しています。」とあります。

 

つまり、西洋医学に基づく治療だけで無く、アユールヴェーダや日本に昔からある「日本漢方」のような伝統医療、アロマセラピーやマッサージ、カイロプラクティック、ヨガ等々、多種多様な療法=補完・代替医療とを合わせた医療のことを

統合医療

 

といいます。

 

因みに、私が住んでいるアメリカでは、国立衛生研究所(National Institutes of Health)下に、統合医療の研究機関として、通称NCCIH(National Center for Complementary and Integrative Health)という専門機関が、1991年に設立されています。

NCCIHが補完医療として定義しているのは「安全性と有効性について質の高いエビデンスが得られている」ものとし、現在は、補完的健康アプローチ(complementary health approaches)との研究なっており、研究内容の代表的な3つというと、、、

天然物(Natural Products)
ハーブ(ボタニカル)、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクスなど
心身療法(Mind and Body Practices)
ヨガ、カイロプラクティック、整骨療法、瞑想、マッサージ療法、鍼灸、リラクゼーション、太極拳、気功、ヒーリングタッチ、催眠療法、運動療法など
その他(Other Complementary Health Approaches)
心霊治療家、アーユルヴェーダ医学、伝統的中国医学、ホメオパシー、自然療法など
【参照:厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』eJIM、及びWikipedia より抜粋】

となっています。

そういえば、、、な話で、思い出したのですが、マッサージセラピストの学校時代にマッサージの医学的効果のリサーチを授業でやったことがありました。

 

私は、マッサージセラピストになってから、統合医療というのを知り、それからは常々、西洋医学と東洋医学を融合させた、この考え方は素晴らしいと思って来ています。

何故なら、私の考え方の根本は、

常に健康な状態にあることが最優先

であり、その方法がキープ出来るならに西洋も東洋も、伝統的な方法もない‼

つまり、良いと思われるものは全部取り入れた方が良い🥰

足りないところは、お互いで補えば良いじゃん💖

という考え方があるからです。

 

それに、そもそも西洋医学と東洋医学と考え方の根本がが違うから、どちらも一長一短。。。

というのも、西洋医学は統計学であり、エビデンスがとっても重要。そのエビデンスにより、傾向と対策が研究され、この病気にはAという方法❗こちらのケースにはプランB👩‍⚕️みたいに対処する、即ち、特定された疾患に特化した治療。

 

その一方で、日本漢方のような東洋医学は、身体全体を診てバランスを整えて、自然治癒力をアップさせましょうという、気・血流の流れを重視す療法です。

予防医学的見方ですよね。

 

当然、理屈や、統計学とか、数字でなんて割り切れる事ばかりでない神秘性を秘めているのが、人間の身体であって、解明できないこともたくさんある。。。

 

だから、結論として、どちらの療法が良い悪いではなく、両方の良いところを取り入れちゃうのが理想ではないかと思うので、繰り返しになりますが、統合医療という考え方は素晴らしいな~🥰と思うのです。

 

あとね、シビアなことを言えば、統合医療ってことを考えていくと、医療費も削減できる可能性があるってこと。

医療費問題は、2025年問題を始め、間違いなく深刻化していくはずだよ‼‼‼

それどころか、新型コロナの蔓延で、2025年より早まる可能性だってあると思ってる。。。

(この辺の話は、別途取りあげたいと思います。)

 

アメリカ在住者から日本を見ると、皆さん簡単に病院行きすぎです‼‼‼

それには、医療費が安いって言うのが間違いなく大きいと思う。そして、まだまだ西洋医学が絶対❗みたいな見解があるからだと思います。

でもね、、、西洋医学では治せないものも、間違いなくあるんだってば‼😳

それにね、医療費が安いのは、皆さんの税金からまかなわれてることって、改めて認識した方が良いと思う。。。

それなら、「病院行く権利あるじゃぁ~ん」とか「行っといた方が良い」って思いがちだけど、本当に必要な人達の為に、そのお金は使われるべき‼だと思うわけ。。。

 

なんか、話の趣旨がズレてきたので、この辺で閉じますが、、、

ヨガ愛好者に多くみられる【西洋医学は悪だ‼😱】みたいな考え方の危うさとか、私のお得意の【更年期】とか、【筋膜リリース】等々、まだまだ取り上げたいトピックはたくさんあるので、少しずつアップしていこうと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

新型コロナワクチン接種して思う色々

私のシアトルの家には、幸か不幸かTVというものがないので、世界の動きがどういうことになっているのか、正直かなり疎い時もあります🤣

でも、ネットで十分情報収集できるし、何よりネガティブな情報が垂れ流し的に入ってこなくて済むので、平穏でいられます。

 

アメリカも去年ぐらいからなのかしら?(⬆で書いたとおり、ニュース関係には、めっぽう弱いので詳しくは知らないけど)最前線の医療従事者から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっていますが、私も、つい先日、偶然にも自分の誕生日に接種をしてきました。

 

なんか、日本では『新型コロナ陰謀論』とか、『新型コロナの嘘』とか、ワクチン接種賛成派、反対派、、、等々、ありとあらゆるものが、とにかく出回ってるみたいだけど、よく考えてみてください‼

ノーベル賞受賞者?や、世界的な医師達が反論を唱えようが、誰が何を言おうが、1つの物事に対して、反対意見というのは間違いなく出ます。

詰まるところ、色んな対策をしても、しなくても「いや、それは、、、云々かんぬん」って言う人は、いつの時代も、どんな時も存在します。

それは、今回の件に対しても同じこと。

 

一番大事なことは《自分軸》で物事を考えることではないかと思うわけです。

 

念の為、言っておきますが、、、

これは、声を大にして言います❗

決ッしてッッッ

自分軸【エゴ】ってことではないです。

 

自分にとって、何が必要で、何が不必要かを考えれば、例え、世間がどうであれ、自ずと答えは出るのでは無いでしょうか?

 

ということです。

 

つまり、コロナワクチン接種(だけじゃ無いけど)で、私を例に出していうと、、、

長い文章になるので、結論から言ってしまうと

『自分がCareer(保菌者)に、一瞬たりともなってはならない』

 

ということです。

私が、この考え方に至ったのは、マッサージスクール時代に受けた【AIDS・HIV】疾患、患者さんに対しての授業でした。この授業で【感染症】というものに対しての考え方が180度変わりました。そして、何より“正しい裏付けや、知識を得ること”の重要性です。

ワシントン州では、マッサージセラピストになる為に、AIDS・HIV疾患に関しての授業とテストが必須です。

 

何故かというと、通常【AIDS・HIV】って聞くと、普通に接しただけでは感染しないけど、イメージとして、なんとなく接するのが怖いとか、ネガティブなイメージ、持ちたくなくても持ってしまいがちですよね?

私も勉強するまでは、そうでした。

 

でも、考えてみてください🙏

AIDSとは、《Acquired Immune Deficiency Syndrome》即ち、後天性免疫不全症候群

HIVとは、《Human Immunodeficiency Virus》即ち、ヒト免疫不全ウイルス

 

この意味、分かりますか?

どちらも【免疫不全】である=免疫力が脆弱であるということ。つまり、健康体である人達よりも、遙かに色々な病気にかかりやすいということを意味しています。

 

そこで、です。

もし、私が(風邪でもなんでもいいけど)何かの疾患に罹っていたとしたら、私達が彼らからHIVを感染する可能性よりも、私達の疾患を彼らに感染させてしまう可能性の方が遙かに高い可能性があるということなのです。

それが何を意味するか分かりますか?

場合によっては、その感染により命の危険があると言うことです。

免疫機能が正常な私達にとっては、何のことは無い菌でも、彼らにとっては、命を脅かすものである可能性があるということです。

最近では、優れた薬剤もあるので、直ぐには命の危機になることは無いかもしれないので、大袈裟な言い方かもしれないけど、物事に“絶対”ということはないと思うワケで、薬を飲んでるから“絶対大丈夫”なんて言えないと、私は思うのです。

 

とにかく、、、

私は、マッサージセラピストである以上、色んな方達と接します。しかも至近距離で。。。

だから、自分が感染させる可能性のあるものは、なんであろうと罹ってはならない。

即ち

『自分がCareer(保菌者)に、一瞬たりともなってはならない』

 

ってことなのです。

 

だから答えは簡単です。

好きとか、嫌いとか、体に良いとか悪いとか、そんなレベルの話では無く、、、

 

【自分に必要だから接種する】

 

以上‼

インフルエンザの予防接種にしても、その他の予防接種にしても、私のこの考え方は変わらないと思います。

 

確かに副作用があったら?って考えると怖いです。

でも、副作用のことを考えるよりも、先ず先に、もし、自分が新型コロナに罹ったとしたら、、、家族を悲しませ、尚且つ、それで死んだりしたら、死んでからも尚家族にも会うことが出来ないなんて私には辛すぎて、そんな仕打ちは出来ないです‼

副作用が怖くて、、、とかならまだしも、イメージ的に怖いとか、誰々(マスコミやトンデモ医師など)が、意味ないって言ってた、、、等々は最も馬鹿げてる理由だなって思います。

もし、私の周りにそんな方々がいたら、「ご家族のことを考えての発言ですか?」「絶対に今後罹らないという保証と、立証できますか?」と言いたい。

 

あと、よく聞くのが「予防接種しても、100%の予防では無く、罹るときは罹るしねぇ~💦罹らないって保証ないじゃぁ~ん🙄」みたいなセリフ。

確かにそうです。

接種しても、罹る場合があるのが、インフルエンザも新型コロナも同じ。

報告もされているし、、、

そこで、「いや、家族も自分も罹っても良いって腹くくってます‼」っていう回答されるなら、それはそれでとっても立派だなって思います🥰👍

 

とにかく、私は、やっぱり家族のことや、仕事のことを考えると《接種しない》という選択肢は、最初から無かったです。

 

皆さんなら、どう思いますか?

 

ここまで読んでくださりありがとうございました💖

 

マッサージセラピスト新年の抱負を語る☆

1月も中旬ですが、新年の抱負を語ってみたいと思います🤣

(実は、このトピック1月1日に書いてたんだけど、先に後屈系が朝・前屈は夜なのは何故?をアップしてしまったため、今になりました。。。)

 

さて、、、

去年の冬至辺りから、250年続いた《土の時代》から《風の時代》になったそうですが、どんな風に世の中が、世界が変わっていくのか、とっても楽しみです🤗💖

 

さて、アメリカでは、新年に良く聞くフレーズなのですが、“What is your New Year’s resolutions(for 2021)?”

と言うのがあります。

日本語に訳すと『新年の抱負』ってところなのですが、その昔、こちらに留学してた時代、そりゃもう、毎度毎度聞かれたもんで飽き飽きしていたのですが、久々に、良い機会なので、そんな『2021年の新年の抱負』について考えてみたくなりました。

 

私は、基本的に、仕事でもなんでも、3年ぐらい継続しないと何も分からない❗見えてこない❗という考え方(石の上にも三年って言うしね・・・)なのですが、マッサージセラピストとなって既に3年目。そろそろ変換期ではないかな?ってなんとなく思い始めまして、今年は、思い切って次のステージへ踏み出そうと思ってます‼

 

次の新しいステージとは、2つ。

 

その①

【独立開業】

 

実はコレ。

マッサージセラピストになってから、ずっと思ってきたことなのですが、今まで勇気が無くて尻込みして来ました。

でも、いよいよ始動する時期なのかな・・・って直感で感じるのです。

 

その②

【ヨガクラス開催】

 

遅いぐらいなんだけど、オンラインで始めてみたくなりました。

 

以上、この2つが今年の大きな目標❗

というか、抱負です。

 

正直、新しいステージに一歩を踏み出すのは、とっても怖いです。もう恐怖心しかない‼😱

でも、一歩を踏み出さねば、何も始まりません。

 

きっかけとなったのは、やっぱり去年から世界中に未だ蔓延している新型コロナです。

世の中がロックダウン、、、休業を余儀なくされて、色々時間が出来たお蔭で、夏頃から自分のやりたい方向性や、これからの生き方を考えるようにりました。

《多分、多くの方々が似たような経験や、思いをしたのではないでしょうか?》

 

感染者数の多いアメリカで、色んなお店が閉店に追い込まれたり、失業したり、、、決して他人事ではない中、幸いなことに去年6月から職場復帰は果たせたのですが、正直なところ、新型コロナの前と後では、自分でもビックリなのですが、仕事に対する心境の変化が、大きくありました。

 

《自分らしく、自分のペースで仕事がしたい》

 

ということに気が付いちゃいました😊

 

どうやったら、それが叶うのか?

答えは、簡単簡潔でしたね。。。🤣

 

それが、今年の目標となった上記の⬆2つというワケです。

 

少しずつ、少しずつ準備をしている段階ですが、今年の春にはお知らせが出来るように頑張りたいと思います‼

 

応援宜しくお願い致します🙇‍♀️

 

後屈系が朝・前屈は夜なのは何故?

以前、自律神経の基本的な事をトピックにして書いたことがあるのだけど、今回は、ヨガに絡めた自律神経のお話です。

因みに、以前のトピックは『自律神経とは何ぞや?』

 

自律神経には交感神経副交感神経があるのは、既にご存じかと思います。

 

ヨガをしていると、チョイチョイ「自律神経整えましょう~😊」とか「夜、快眠する為に副交感神経を優位にしましょぉ~🥰」とか、もっと言うと「後屈系は朝が向いてて、夜には前屈を取り入れましょう~🧘‍♀️」等々、耳にしたことがあるかと思います。

 

で・す・が、、、

 

今回もチコちゃん風に言います❗

 

なんで???

 

「なんで、朝は後屈系が向いてて、夜は前屈向きなの?」

ここで自信持って⬇って答えられた方。

『後屈系は交感神経を優位にさせるから、活動を始める朝に向いてて、反対に、前屈系は副交感神経が優位になるから、身体を休める夜には前屈が良いとされている。』

 

はい。正解です👏💮

これだけでも十分素晴らしい知識をお持ちなのですが(なんか上から目線な感じでゴメンナサイ。。。🙇‍♀️)

 

では、もっとツッコんで、、、

何故?後屈系は交感神経が優位になって、前屈系は副交感神経が優位になるのか?

って考えた方いらっしゃいません???

 

 

私がまさにそれ‼‼‼

面倒くさいヤツなのです。。。😅

 

はい。ここでトピックに上げているということは、当然答えが分かりました。

 

答えは、呼吸にありました。

 

 

ヨガのポーズで後屈系は《ハートオープニングポーズ》とも言われ、後屈することで胸が開きますよね?

(ここでは一旦チャクラのことは置いといて…)

ってことは、身体のメカニズムという観点からすると、胸を広げると言うことは、肺が広がり、呼吸がより入ってくるってことになります。

腕を広げて息を吸う動作は、交感神経が優位に働きます。即ち、肺では呼吸を促進し、気管は拡張される身体の仕組みになっているのです。

逆に、腕を丸めて胸を縮める=前屈のようなポーズをしてみると、肺の働きである呼吸が抑制され、気管も収縮します。即ち、副交感神経が優位になる仕組みになっているのです。

詳しくは下の図を見てみると理解出来ると思います。(クリックすると拡大します)

 

試しに、ラジオ体操でするような深呼吸をしてみた後、逆の動作、、、つまり、腕を広げながら息を吐いたり、身体を丸めながら息を吸ってみてください。

なんだかとってもやりにくいことに気が付くと思います。

 

もう、お解りになったでしょうか?

 

だから、後屈系では胸を開くことで交感神経が優位になるので、活動する朝向き。

前屈系は、副交感神経を優位にするので、身体を休める夜向き。

 

なんです‼🤩

 

なので、少々余談ですが、、、

過呼吸になってしまう状態というのは、何かの要因でストレスが大きくかかってしまい、緊張状態になり、交感神経が優勢になり過ぎの状態といえることが分かりますよね。

 

以前の時も書きましたが、自律神経はバランスがとても大切です。

交感神経が優位でも、副交感神経が優位でも、宜しくないのです。

一番身体にとって良い状態というのは、交感神経と副交感神経がどちらも上手く働いている状態です。

  1. 交感神経が⬆優位で、副交感神経が⬇イマイチだと、感染症にかかりやすい。
  2. 交感神経が⬇で、副交感神経が⬆だとアレルギー疾患や精神的疾患にかかりやすい
  3. 交感神経が⬇で、副交感神経も⬇だと、非常に疲れやすかったり、無気力状態なる

ことが明らかになってます。

 

因みに、自律神経のバランスを整える簡単な方法は、幾つかあります。

例えば、笑うとか、息を大きく吐くなどが良い方法とされています。

なので《今、興奮してるな》ってなことに気が付いたときは、間違いなく交感神経が優位になっているので、大きく息を吐いてみましょう☝

 

その他にも、医療機関でも取り入れられていたり、アスリートが行っている方法に斬新的筋弛緩法という、筋肉を一時的に緊張させて、その後、緩めて(弛緩)身体をリラックスさせる方法があるのですが、それはまた次の機会にお話しようと思います。

 

自律神経って、知れば知るほど面白いなって思います🥰

 

ここまで、読んで頂きありがとうございました☆

少しでもお役に立てたら嬉しいです🤗

 

その時期は必ず訪れる②

前回の話が、だいぶ長くなってしまったので、2回に分けることにしました。

その時期は必ず訪れる①←未読の方は、こちらから先に読んでね。

 

今回は、更年期を健やかに過ごす対策法の紹介です。

どうしたら良いのか???

更年期チェックを病院で行ってみる

の他に、、、

  1. バランスの取れた食事
  2. 適度な運動
  3. 質の良い睡眠
  4. ストレスフリーな生活
  5. イソフラボンを含む大豆製品やサプリを摂る

もう少し具体的に言うと、適度な運動とは、自律神経を整えるようなストレッチや有酸素運動が効果的💖

今の時代、ストレスを溜めないようにするのは難しいかもしれないが、お風呂にゆっくり入ったりマッサージを受けたり、リラックスする時間を取ることも、自律神経を整える助けとなるので、本当に大切です!

自律神経が整うことによって、睡眠の質も良くなるはずです。

そして、納豆やお豆腐やきなこ等々、、、日本食には、大豆製品がたくさんありますよね🥰

これらを積極的に摂っていくことも、大事です!

何故なら、大豆イソフラボンには、エストロゲンと同じような働きをすることがこれまでに分かっているからです。

更に、近年、エクオールという成分を耳にしたことがあるかもしれませんが、これは、「大豆食品に含まれている大豆イソフラボン由来の成分で、腸内細菌によって作り出される」物質で、エストロゲンと構造が似ており、同じような働きをするとされています。

《因みに、エクオールは、サプリで摂るのが一般的》

但し、腸内にエクオールに変える細菌(エクオール産生菌)を持っていないと、エクオールにはならないという報告もあります。

【因みに、その腸内細菌を持っているか否かの検査キットも、日本で発売されています、念の為。。。】

ここで、とある疑問が沸いてきたかもしれないのですが、『じゃ、細菌が無いと意味ないじゃん!』って思うかもしれませんが、大豆製品を摂り続けることで、エクオールを作り出す腸内細菌が備わる可能性もあるかも⁉🤔

⬆若上記の件、干のアップデートあります‼ (3/31/2021追記)

 

実際に、エクオールを作れる細菌を持っている人は、大豆製品を昔から日常的に食べる日本人が、欧米人に比べ高いとされており、日本人で約40%、欧米人は20~30%という報告があります。

因みに、産婦人科医の高尾美穂先生ご自身では、エクオールを作り出す腸内細菌は現段階では持っていないそうなのですが、エクオールサプリを数年前から飲み続け、尚且つ大豆製品も摂っているということでした。

 

2回にわたって、更年期について力説してきましたが、私自身も20代、30代の頃は、更年期なんて本当に想像付かなかったし、実際に近い年齢にならないと実感が沸きませんでした。

でも、着実に身体というのは、衰え、変わっていきます。。。

これが現実です!

でも、そこで悲観せず、現実を受け止め、逃げずに対処していくことは、とても大事なことだと思うのです。

だから、どの年齢に限らず、一人でも多くの女性や、勿論、男性であっても、もし、身近な人が更年期症状で悩んでいたりしたら、見て見ぬ振りをせず、理解を示して欲しいと思います。

 

一人でも多くの女性の笑顔を作るために、これからも前進しますよぉ~☺

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

参考文献・資料:”A Massage Therapist’s Guide to Pathology” by Ruth Werner /「マンガで分かるホルモンの働き」野口哲典著 / 高尾美穂のリアルボイス